前回の「夜間大学」329087に続き、今回紹介するのは通新制大学。夜間大学にも共通するが、働きながら学ぶ≒必要なことを学ぶ、というのが、その引力となっているように思う。学歴信仰が崩壊するなか、これからの新しいスタイルとなるのではないだろうか。

リンクより引用します。

※※※以下、引用※※※

いつでもどこでも高度IT技術が勉強できる大学

(中略)

 通学不要で好きな時間に受講できるうえ、学費が安い通信制大学。中でもソフトバンクが07年に設立したサイバー大学が、入学者数を伸ばしている。14年度春入学者336人に対して、17年度春入学者は489人。3年余りで1.5倍に増加した。

 その特徴は高度IT人材の育成に特化したカリキュラム。学部は「IT総合学部」一つだけ(世界遺産学部は廃止予定)。入学試験はなく、学費は1単位あたり2万1千円。卒業までにかかる費用は入学金などを加えて約270万円となる。一般的な四年制大学に比べれば格安だが、実は通信制大学としては決して安いわけではない。それでも入学者数が増え続けているのは、
「自分に投資しようという社会人学生が大半」(川原洋学長)だから。30~40代が学生の半数を占めるのだ。今年3月にサイバー大学を卒業した丸山美紀さん(40)が話す。

「デザイン会社を経営しているのですが、仕事に必要な知識だけ身に着けてきて、基本が抜けていた。自分でWebサービスを立ち上げたいと思い入学を決めました」

 丸山さんは、仕事の合間に受講しながら週末に課題を仕上げる生活を続けたという。4年次には「社会心理学の理論に基づいたグルーピングシステムの開発」をテーマに卒論を制作した。

 一方、15年秋卒業の氏家隆史さん(39)も必要に迫られて入学した。「勤め先の先輩がごっそり辞めて、教えてくれる人がいなくなったので(笑)」と話す。高卒だった氏家さんにとっては、スキルを磨きながら学位が取得できることも魅力的だったという。「サイバー大学の卒業生は生涯無料で専門科目等を受講できる。卒業後も授業を通じて新たな技術をキャッチアップできるのもありがたい」(同)。

 通信制大学というと、顔を合わせないドライな関係を想像するが、学内の結束は意外にも強い。

「勉強熱心な学生が多くて、学生同士の“リアル勉強会”も頻繁に開催されていました。そうやって広げたネットワークを通じて、IT専門学校の講師のお仕事までいただけました」(丸山さん)

(ジャーナリスト・田茂井 治)

※※※引用、以上※※※



野崎章